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2009年01月28日 ()
FINALFANTASY XI * オンラインゲーム
ジュノ大公国、ル・ルデの庭。
盗るネコ一味はClearite(クレリテ)と共に依頼者の前にいた。
Cleariteとは昔からの仕事仲間で、気の許せる相手だ。
治癒の魔法を得意とする彼女だが、槍の使い手でもあり
ペンタスラストで標的を駆逐する。

Clearite2

そんなCleariteから、頼まれごとをされた盗るネコは一つ返事で引き受けた。

「ごめんなさい、お願いできる人があなたしかいなくて…。」
申し訳なさそうにこちらを見つめるCleariteに、盗るネコは笑って答えた。
「気にしないで。Cleariteにはいつもお世話になってるから。」
最近、怪盗というより便利屋になってきたなと思ったが、まぁそれでもいいかと
開き直るところがあった。

ル・ルデの庭(H-9)にBBQ牧場直営店がある。
そこで一人の子ミスラがバイトをしているそうだ。
Macchi Gazlitah。まだ小さな子供のミスラだった。

Macchi Gazlitah

「こんにちは、Macchi。お仕事頑張ってる?」
「あ、Cleariteさん!こんにちは!うん、ガンバッてるヨ!」
小さなミスラは小さな耳をピクピクさせながらとびきりの笑顔で返事をしてくれた。
「こっちがあの話を手伝ってくれる…えっと、のらねこさん。」
一応気を利かせてくれたのだろうか、その呼び方にちょっと笑いを堪えながら
盗るネコは手を振った。


「いなくなったボクの友達を探して欲しいの。」
それが子ミスラの頼みごとだった。

生まれた時からBBQ牧場に親しんできたMacchiは、一頭のバッファローと
それは仲良く過ごしてきたそうだ。
ところが先日、牧場がモンスターに襲われ、たくさんのバッファローが逃げ出して
しまったらしい。
Macchiは必死にバッファロー達を探したが、行方が分からずじまいだという。
落ち込んでいたMacchiを見かけたCleariteが事情を知り、盗るネコに依頼した。

「それは大変だねぇ。私とCleariteとで必ず見つけ出してあげるから
 元気出すんだよ。」
盗るネコは子ミスラの頭を撫でながら言った。
「ありがとう!ボクの友達、Bonnaconっていうんだけど、ちょっと乱暴者だから
 知らない人を見ると襲ってくるかもしれないから、気をつけてね。」
盗るネコとCleariteは顔を見合せながら頷いた。


「手がかりはあるの?」
子ミスラと別れ、旅の準備をする盗るネコとClearite。
Cleariteは愛用の槍の手入れをしながら話した。
「バッファロー達は北の雪国に生息しているの。Macchiの足じゃそこまで探せてないし
 帰巣本能っていうのがあれば、そこに向かった可能性はあると思うの。」
なるほど、と納得し旅支度を終えた盗るネコは早速ザルカバードへと旅立った。


―――ウルガラン山脈。

年中雪に覆われ、旅人の行く手を阻む大きな山脈地帯。
二人は吹雪の中前を進んでいた。

ウルガラン山脈

こんな雪の深い山の中でもモンスターは生息している。
氷のボムやトラなどが徘徊する中、二人はどんどん先に進み山間の中腹に出た。
ここは少し開けており、見通しも良かった。
「少し休憩しましょう。」
魔法力を消耗させたCleariteがテントを設置した。
Cleariteは治癒や補助の魔法を盗るネコにかけてくれるが、なぜか魔法を使わない
トラやウサギに静寂の魔法をかけたがる。
何されるかわからないじゃない、というのが彼女の自弁だが
盗るネコはそんな彼女の天然さを微笑ましく思っていた。

「様子を見てくるよ。」
盗るネコは休憩するCleariteに言い、吹雪の中を散策してみた。
吹雪のせいで視界が著しく悪い。たまに足元を走り去る雪ウサギにビックリしながら
目を凝らして辺りを調べてみた。
「!?」
遠くで何か大きなものが動いたような気がした。
いた、バッファローだ。盗るネコは急いでテントまで戻りCleariteを呼んだ。
うとうとしていたCleariteは驚いて飛び起き、テントをしまい込んだ。

「あれじゃない?」
少し離れたところでバッファローの姿を確認し、Cleariteに聞いてみた。
「BBQ牧場のバッファローかどうかは分からないけど、調べてみようか。」
二人はそれぞれ武器を握りしめ、恐る恐るバッファローに近づいてみた。

Clearite1

二人に気づいたバッファローは驚き、襲いかかってきたが
盗るネコの動きとCleariteの魔法により落ち着きおとなしくなった。
「あぁ、やっぱりそうね。ほら、ここに牧場の焼印があるわ。」
見ると確かにバッファローの肩の辺りに印が見えた。
「もう少しこの辺を探してみましょ。」
おとなしくなったバッファローを近くの木に括りつけ、Cleariteは奥へと向かった。

「きっとあのバッファローね。」
先に進んだ谷に通じる道で、一回り大きなバッファローを見つけた。
「尻尾にリボンを付けておくなんて、Macchiも可愛いわね。」
そのバッファロー、Bonnaconの尻尾には真っ赤なリボンが括られていた。
二人は後ろからこっそり近付き、確保しようと試みたがあっさりと気づかれてしまい
苦労することになった。

Bonnacon

何とかおとなしくさせ、他のバッファロー達と山を降りたのは次の日の朝になってしまった。



BBQ牧場に立ち寄り、バッファロー達を返した二人は早速子ミスラに
報告に行った。
そこには満面の笑みを浮かべ、喜ぶ小さなミスラがいた。
「ありがと~~!!すっごい心配してたんだよ~!」
その笑顔を見つめ、こんな仕事もたまには良いなと思う盗るネコであった。
「お礼にこれ持ってって!」
子ミスラは店の奥から、うんしょうんしょと重そうな物を持ってきた。
「ウルガランミルク、無くなったらまたうちで買ってね!」

MILK

商売上手だなぁ、とクスクス笑いあう二人だった。


別れ際、Cleariteに聞いてみた。
あんたも盗るネコ一味に入らないか?と。

「怪盗なんてカッコ悪いし、わたしには向いてないわ!」

大きく手を振り人ごみに消えていくCleariteを見送り、ちょっとガッカリした
今回の盗るネコのお話でした。



[2009.01.28(Wed) 09:27] 盗るネコ一味Trackback(0) | Comments(0)
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