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2009年02月09日 ()
FINALFANTASY XI * オンラインゲーム
クゾッツにある、アンティカ族の住み家ともいえる流砂洞で
大量に獣人ミスリル貨を盗み出し、加工し換金するために
このバストゥークを訪れていた時だった。

ちょっと顔を出してみようかな…。

軽い気持ちで大工房へと向かった。
これが白ネコの災難の始まりだった…。



Cid(シド)
「天賦の技師」と呼ばれ共和国の英雄の一人としても上げられている。
工房内に構えた研究室で日夜研究に勤しんでおり、職人達の信頼も厚い。
飛空艇の船体の設計にも携わっている。


Cid1

彼とは以前にミッションなどで知り合い、それ以来白ネコは
ちょくちょく遊びに来ているのだった。
珍しい機械や、たくさんの設計図…。白ネコはこの雰囲気が
なぜか気に入っていた。


「久し振り!シド!」
「おぉ、おまえさんか。」

今日もなにやら難しそうな図面を前に、いろいろ考え込んでいる様子のCidだった。
白ネコは助手のRaibahtにも軽く挨拶をし、近くの椅子に座った。
「今、何の研究をしてるの?」
机に置いてあった分厚い本を手に取り、椅子を漕ぎながらCidを見た。
ギィギィと遠くから聞こえる歯車の音や、上がる蒸気の音を
心地よく白ネコは聞いていた。
「おまえさんはヒマそうだな…。」
図面に筆を走らせ振り向きもせずCidは集中している。
「仕事が一段落したからね。あんたの様子も気になったんで
 ちょっと寄ってみただけさ。すぐに帰るよ。」
パラパラと本をめくってみたが専門用語ばかりでさっぱり分からない。
そんな白ネコの様子も気にせず、CidはRaibahtを呼び、何やら
ぼそぼそと相談をしていた。
やはり必要か…、そうですね…。
邪魔しちゃ悪いな、そう思い白ネコはその場から立ち去ろうとした。

「ヒマならちょっと手伝ってもらえんか?」
Cidは白ネコを呼び止めニヤリと笑った。







「ちょっとこれを見てもらえるか?」
Cidは白ネコを手招きし、その図面を見せた。

Cid2

「ある試作品を設計しとるんだが、どうしてもここがな…。」
図面の一点を指差し、Cidは難しい顔をした。
白ネコもその部分を覗き込んだが、何の設計図なのか見当がつかなかった。
「この部分の耐久性が著しく劣るんでな、どうしようかと思ったんだが…。
 おいっ、Raibaht!資料を持ってこいっ!」
助手のガルカに資料を持ってこさせ、白ネコに見せてみた。
「ソ・ジヤという遺跡があってな、最近になって発見されたチップ…。
 ほれ、これだ。こいつを利用できれば問題は解決できると思うんじゃ。」
だんだんと理解できてきた白ネコは、一つ息を吐いて答えてみた。
「つまり、あたしにソ・ジヤからこのチップを取ってきてほしいんだろ?」
「まぁ、そういうことだ。飲み込みが早くて助かる。」
肩をすくめ部屋から出ようとする白ネコに、Cidは笑った。
白ネコはマントを羽織り、振り向き言った。
「何の発明だか分からないけど、報酬はもらうからね。」

一路、ソ・ジヤに向けて出発する白ネコであった。


                                    つづく!


[2009.02.09(Mon) 09:33] スリースターズTrackback(0) | Comments(0)
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