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2009年02月28日 ()
FINALFANTASY XI * オンラインゲーム
Yagudo High Priestの腰に、キラキラと輝く瓶のような
物を見つけた。
中に何か動くものが見える。
二人に気づいたYagudo High Priestは、高位白魔法を
浴びせてきた。
名前からも、高い位を授けられた敬虔なる僧だと分かる。
「うわぁ!」
うかつに飛び出した青年は、まともに白魔法を食らって
しまい後方へ転がった。
白ネコはその隙に高く飛び上がり、Yagudo High Priestの
頭上から短剣を振り下ろした。
鈍い音がし、Yagudo High Priestの持つ棍棒と白ネコの
短剣が交差した。
「何だ、オマエタチは!?」
不気味に光る片目で白ネコを睨み、Yagudo High Priestは
カラスのような低い声で唸った。
つんと、濃厚な香水のような匂いがした。
後ろへ飛び退き、間合いを図った白ネコは答えることも
なく再びYagudo High Priestに攻撃を仕掛けた。
「小癪なっ!モノドモ!出会えぃ!!」
位の高い高僧の雄叫びに、わらわらと他のヤグード達が
集まってきた。
周囲をぐるりと取り囲まれた白ネコは、たらりと冷や汗を
垂らした。まずいな、多すぎる…。

「かかれぇい!!」
Yagudo High Priestの叫びに、ヤグード達は一斉に
白ネコに襲いかかった。




1匹でも倒す!
白ネコは覚悟を決め、一番近いヤグードに目標を合わせた。
そのヤグードの攻撃を短剣で受け止め、体制を整えようと
したその時、背後からもう1匹のヤグードが武器を
振り降ろそうとしていた。
「ダメか…!」
白ネコはぎゅっと目をつむり、来たるべき激しい痛みに備え
体を緊張させた。

「……っ」
突然、そのヤグードは白眼をむきその場に倒れ込んだ。
他のヤグード達も同じように、バタバタと倒れ込んでいく。
白ネコは目を開け、周囲を見渡してみた。
「僕だって、これくらいできます!」
そこには両手棍を掲げ、睡眠魔法を唱え終え、息切れした
青年が立っていた。

役に立たず、そこでぐぅぐぅとイビキをかいて眠る部下たちに
Yagudo High Priestは怒りをあらわにした。
「ウヌヌヌぅ…!」
白ネコと青年はじりじりと歩み寄り、その高僧を挟むような
位置で立った。
「キ、キサマら!何が目的だ!?
 我らが現人神様の御命を狙うモノカ!?」
己の不利な立場を把握し、Yagudo High Priestは焦った。
「お前が奪った僕の友達を返してもらいにきた!」
青年が1歩前に出て高僧に言った。
「こ、この妖精のことか!?
 そうか、思い出したゾ!お前は亀どもの視察の時
 森にいた奴だな!?わしに鼻の曲がる匂いを付けた!?」

グルルル…。
喉の奥から唸るような声を発し、Yagudo High Priestは
二人を睨みつけた。
「こいつは永遠にわしの元で働いてもらうのだっ!
 返すわけにはいかんっ!!」
一瞬の隙をつき、高く跳躍したヤグードは空中から
高位白魔法を唱え出した。
白ネコは身構え、同じく飛んだ。
「……っっ!!」
魔法を解き放とうと大きく口を開けたヤグードは
その異変に気がついた。
下では青年が印を結び、何かの呪文を唱え終えた
ようだった。
青年はニヤっとヤグードに笑いかけた。
「沈黙の呪文をかけた。もう喋られないよ!」
ヤグードは口をパクパクさせたが、次に気がついた時は
白ネコの短剣に頭を割られる一瞬前だった。


動かなくなったYagudo High Priestから、青年は小さな瓶を
取り出した。
中には小さな妖精が微笑み、青年を見ているようだった。
「ありがとう。あなたのおかげで取り戻すことができました。」
青年はその瓶を大事そうに持ち、白ネコに頭を下げた。
「いやぁ、あたし一人じゃやられてたし
 あんたも結構やるじゃないか。」
白ネコも青年に微笑み返し、肩を叩いた。
「ついでといっては何ですが、この子を元いた森へ
 返してあげたいんです。そこまでご一緒して頂いても
 よろしいでしょうか?」
申し訳なさそうに呟く青年に、白ネコは手を差し伸べた。
「もちろんさ。最後まで見届けるよ。」
青年は白ネコの手を取り、とびきりの笑顔を見せた。



                      SS無しのままつづく!!



[2009.02.28(Sat) 09:44] スリースターズTrackback(0) | Comments(0)
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