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2009年03月13日 ()
FINALFANTASY XI * オンラインゲーム
「はぁっ、はぁっ!」
「いたぞ!こっちだ!」

アルザビ辺民街区・蛇王広場を西へ走る二つの影があった。
たくさんの冒険者や住人の間をすり抜ける。
先頭を走る小さな種族、タルタルが掴む右手には
もう一人の小さなタルタルがいた。
異国風の衣装を纏い、走る度にしゃらしゃらと音を立てる。
彼らの後ろから、似たような衣装を着た男達が二人を追いかけていた。

広場の階段を登り、狭い小さな路地へ身を隠した二人は
じっと息を潜めた。
「どこへ行った!?」
すぐ近くで男達の気配がしたが、しばらくすると遠くへと
走り去ったようだった。

「も、もうダメです。もう走れません…。」

タルタルの少女

激しく呼吸をするそのタルタルの少女は悲しげな表情をした。
もう一人のタルタルも息を荒くしていたが、少女の肩を叩き
励ますように言った。
「まだ諦めちゃダメだ!オレが必ず…!」
少女の眼はずっと閉じたままだった。





ウィンダス地方にも桜が咲いた。
白ネコはいろいろ冒険してきたが、ここウィンダスの桜が
一番気に入っていた。

桜1

生まれ故郷だからかな?
白ネコはここウィンダスで産声を上げた。
それ以来、特別な感情があるのかもしれない。
「ご主人サマ~!そろそろ時間クポ!」
遠くでモグヲが叫ぶのが聞こえた。
あぁそうだ、これからアトルガン白門で取引の仕事があるんだった。
白ネコは桜の木を見上げ、一つ大きな伸びをして港へ走っていった。

桜2


白ネコが冒険者になった頃は、今のように設備や手段が
充実しておらず、競売所は準備中、テレポの魔法も3か所
専ら移動はチョコボ、飛空挺、海路の船、これらしか無かった。
しかもチョコボに乗っていてもモンスターに襲われ、爆弾や
睡眠魔法も普通に対象になっていた。
今ではたくさんの移動手段が増え、ここウィンダスからアトルガン地方
へは一瞬で移動できるようになり、便利になったなぁと思う
白ネコであった。

サラヒム・センチネルの社員に代金を支払い、アトルガン白門へ
飛んだ白ネコは一路取引場所へと向かった。
先日得たアイテムを買ってもらうのだ。
たまにはモグヲに土産でも買ってやるかなぁ、と思いながら
歩き出す白ネコと、必死に追っ手から逃げるタルタル達が
出会うのは遠い未来ではなかった…。


                                     つづく!



[2009.03.13(Fri) 08:34] スリースターズTrackback(0) | Comments(0)
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