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2009年03月19日 ()
FINALFANTASY XI * オンラインゲーム
体を激しくぶつけ、その痛みに耐える白ネコは
左腕を抑えながら周囲を見渡した。
青でも赤でもない、不思議な幾何学模様のような
風景に戸惑ったが、遠くで倒れているアラムとシャンテを
見つけ駆け寄った。
粉々になった船の残骸を飛び越え、白ネコは顔をしかめた。
そこには船員達が転がっていた。

「大丈夫!?」
白ネコはシャンテを抱き上げ、声をかけた。
呼吸はしており、生きているようだった。
アラムも頭を押さえながら立ち上がり、二人の無事を
確認できた白ネコは安堵した。
「でも、これは一体…。」
そこはどこか海のようなところだった。
周囲も明るく、気候も穏やかに感じられた。
しかし、太陽は無く、本当に気温というものがあるのかすら
わからなかった。
遠くに光の柱が立ち、どこか別世界のような光景が広がっていた。





「魔力が暴走したのだ。」
背後からの声に、白ネコは振り返り身構えた。
船の残骸を押しのけ、男達がそこに立っていた。
「どういうこと!?」
シャンテをアラムに預け、白ネコは立ち上がった。
腕は痛んだが、骨は折れていないようだ。
「自己防衛と混乱、恐怖などの感情がぶつかり合い
 無意識のうちに逃避したのだろう。
 ここは我々の住んでいるヴァナ・ディールとは少し
 次元が違うようだ。」
男は冷静に話し、片手剣を持った手を白ネコに向けた。
もう一人の男もナックルを装備し、ガツンと両の拳を合わせた。
「めんどくさいことになったが、予定通り始末はしておく。」
白ネコも短剣を握り、空蝉の術を唱えた。


1対2
その3人が間合いを計り、じりじりと詰め寄るのを見て
アラムは唾を呑んだ。
ナックルの男が腰を落とし、飛びかかろうとしたその時
水面のような地面から、ボコボコと音がして何かが飛び出した。
「な…!?」
油断していたナックルの男は、あっけなくその生き物の口に消えた。

Phuabo

「何だ!?」
白ネコはその生き物に気を取られた男に走り寄り、その腹に
蹴りを入れた。
男は咄嗟にガードしたが、地面を滑るように吹き飛ばされた。
その場所に、その生き物がいた。
白ネコはそれを見越して男をそこへ移動させたのだ。
男はエイのような生き物を見上げ、初めて恐怖に引きつった
顔を見せた。
聴覚で感じられる鳴き声のようなものをあげ、エイの生き物は
男に襲いかかった。
男は片手剣で必死に抵抗したが、声も出さずその巨体に
押しつぶされていった。


白ネコはシャンテを抱え、アラムとその場から走り去った。
エイの生き物もこちらを感知し、追ってきている。
「アラム!覚悟を決めて!」
白ネコは立ち止まり、シャンテを岩陰に隠した。
アラムも武器を持ち、白ネコに並んだ。
「オレだって、やれるんだ!」
二人は頷き、エイの生き物に向かっていった。

Phuabo2




                                  つづく!


[2009.03.19(Thu) 08:33] スリースターズTrackback(0) | Comments(0)
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